
2015年12月20日
泥つきの里芋をスーパーで発見したら、煮物にしてみましょう。泥を洗って皮をむくまでは大変ですが、それさえできれば、あとは煮込むだけです。泥をきれいに落としてくれているものや皮までむいて冷凍してくれているものもありますので、その時の気分で手にする里芋を変えてみても良いですね(泥つきの場合は、食中毒予防のため、よく洗って下さい)。
ただ、里芋独特の香りとねばりを楽しめるのは、泥つき里芋です。泥つきといっても、調理に慣れてしまえば苦ではなくなりますので何度か挑戦してみて下さいね。今回はStaubという鍋を使います。普通の鍋で作る場合は、中火で15分煮込んで下さい。あとは、同じ手順です。
里芋に限らず、煮込み料理は一晩寝かせた方がおいしいです。ただ、やはり作ったその時に食べたいですよね。そんな方のために、30分で浸み浸みトロトロの里芋になるレシピをご紹介します。
なお、できればもう30分食べるのを我慢して頂けると(調理開始から1時間後)、さらにおいしくなります。
30分(内、下準備5分、煮込み10分、放置10分、煮詰め5分)
300円(里芋250円・だし汁10円・調味料その他40円)
- 里芋 一袋
- だし汁 100cc
- 砂糖 大さじ1
- 酒 大さじ1
- 本みりん 大さじ1
- 醤油 大さじ1
包丁、まな板、Staub(もしくは鍋)、計量スプーン
里芋の泥を落とし、包丁で皮をむきます。ヌメリが気になる場合は、キッチンペーパーでつかむと滑りにくくなります。
食べやすい大きさに切って、キッチンペーパーをしいた皿にのせ、レンジ加熱(500Wで3分)します。
里芋の水分を飛ばして味を浸み込みやすくするためです。よって、ラップせずにレンジ加熱し、加熱が終わったらすぐに取り出し、蒸気を逃がして下さい。
食べやすい大きさに切って、キッチンペーパーをしいた皿にのせ、レンジ加熱(500Wで3分)します。
里芋の水分を飛ばして味を浸み込みやすくするためです。よって、ラップせずにレンジ加熱し、加熱が終わったらすぐに取り出し、蒸気を逃がして下さい。
Staub(もしくは普通の鍋)に調味料と出汁、レンジ加熱した里芋をいれて、沸騰させたあと弱火で10分煮込みます。
里芋のねばりが原因で、吹きこぼれやすくなっています。吹きこぼれない火力に調整するため、火から離れないようにして下さい。普通の鍋で煮込む場合は、アルミホイルで落としぶたをすると全体に出汁が回って効果的です。
里芋のねばりが原因で、吹きこぼれやすくなっています。吹きこぼれない火力に調整するため、火から離れないようにして下さい。普通の鍋で煮込む場合は、アルミホイルで落としぶたをすると全体に出汁が回って効果的です。
10分加熱したら、フタをして10分冷まします。冷めていく時に味が里芋に浸み込んでいきます。落としぶたをしている場合は、そのまま置きます。
10分置いたら、フタを開けて中火で一気に水分を飛ばします。
汁を味見し、好みの味になったら完成です。煮詰めすぎるとからくなるので、ご注意下さい。
また、水分を飛ばしながら里芋が崩れないように優しく混ぜて下さい。底が焦げてしまうおそれがあります。
汁を味見し、好みの味になったら完成です。煮詰めすぎるとからくなるので、ご注意下さい。
また、水分を飛ばしながら里芋が崩れないように優しく混ぜて下さい。底が焦げてしまうおそれがあります。
Staubを使った煮込み料理の手順は、
- フタをして10分弱火で煮込む(里芋は吹きこぼれやすいので、フタはしません)
- フタを取って、10分冷ます
- 好みの味になるまで、中火で煮込みながら水分を飛ばす
普通の鍋を使った煮込み料理の手順は、
- フタをして15分中火で煮込む(里芋は吹きこぼれやすいので、フタはしません)
- フタを取って、10分冷ます
- 好みの味になるまで、強火で煮込みながら水分を飛ばす
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